当たれ鴎スイング唸れゴム印スタンプ

千葉ロッテと趣味の郵便局巡りに関してのブログです

ゲート2(上)

今巻は上巻が帝国との講和会談、下巻が炎龍退治が主な話になります。

門があるアヌルスの街にPXが出来て商人で溢れ変えるようになり、野営は危険なので警務隊が巡察するようになります。そんな中、酒屋で伊丹は黒川からテュカがいない誰かを探しているので現実を教えてあげるべきではと相談するも伊丹はその後、テュカのメンタルのアフターケアが出来ないため拒否。そんなとき、1巻でテュカの村を壊滅させた炎龍に村を教われているダークエルフのヤオが「炎龍を追い払った緑の人」を訪ねて伊丹の元にやってくる。しかし、ロゥリィの機嫌が悪く伊丹がロゥリィに無理矢理酒を飲まされてけしからんことをされそうと言われピンチに陥る伊丹だったが、「あばよ、とぉつぁ~ん」の孤独逃げ出して難を逃れる。

緑の人と話すために街を徘徊するヤオだったが、「声をかけてきたのに股間を蹴られて財布を盗られた」という事案でヤオは警務隊に連行される。
その後、炎龍を倒してくれと自衛隊に頼むヤオだったが、帝国の外ということと、隊員を危険な目に晒すわけにはいかないとして却下される。


その頃、日本は「私は物事を客観的に見ることができます」とかいう人が総理大臣になって外国にたいして情報を開示しようとしちゃってる。

巻の冒頭に続いて帝国の議員と講和のためのパーティーなどを重ねる内に、地震が起きて、皇帝の息子ゾルザルに日本人女性が拉致されてると知り、伊丹が「馬鹿野郎!ぶっ殺してやる!」と主人公とは思えないセリフをはきながらゾルザルをぶん殴ります一触即発のムードの中、栗林が地震から我に返った兵士たちを銃剣格闘を交えた格闘術で一掃した後、ドラ息子から情報を引き出すために描写できないほど痛めつけ、日本人女性を救出します。
その際皇帝に日本の弱点は、

「民を愛しすぎることが、多い煩わせることになる。義が過ぎるて動きが手に取るようにわかるため大損をする。」と自衛隊を評価します。
そして、アルヌスに戻り伊丹が柳田に不吉な一言を言われて上巻は幕を閉じます。
上巻はアルヌスの経済状況、環境、人口、政治についての描写が多く、1巻の政治描写などよりファンタジー描写が多いです。

2巻では、銃剣格闘の説明、銃剣格闘は、現代においてもなお現役であり続ける戦闘技術である。航空戦においてミサイルが発達した今日でも、戦闘機に機銃が装備されるように、地上において普通科、すなわち歩兵が相対して戦闘を行う限り、白兵戦は決して廃れることはない。
一日の課業を終えて、国旗を降納する際に流れる君が代が代ラッパが耳に入ると時間は止まる。などの文章が気に入りました。